フランスはナンシーのフレンチ・キューバ系音楽バンド、フーズ・ザ・キューバンによる2023年のセカンド・アルバムです。
といっても、在仏キューバ人ヴォーカリスト、フリオ・ダビ・ロペス・ペレスを中心として、09年に立ち上げられ、3枚のアルバムを放ったソン・デル・サロンを発展的に解消したとのことで、キューバ音楽をベースに、エレキ・ギターやドラム・セットなどをフィーチャーし、スークースといったアフリカ音楽やブラック・ミュージック、ファンク、サイケの要素などをミックスしたサウンドは、よく練れていて違和感なくすんなりと入ってきます。
レパートリーはいずれもオリジナル。前作では5人でしたが、ヴォーカル×2、ギター、キーボード、トロンボーン、トランペット、ベース、ドラムス、パーカッションの9人に増強。フリオ・ダビ・ロペス・ペレスは脱退したようですが、ユリ・ブエナベントゥーラで活躍したキューバ人トランペッター、ダイロン・ラミレス・エルナンデスとクンビア・ヤに在籍していたコロンビアの男性ヴァーカリスト、パオ・バレートが中心となって活動しています。
ブラス・セクションのリフや、アフロ・キューバン・グルーヴで、ダンサブルかつポップに彩ったサウンドが印象的。多くの曲でリードも取り女声ヴォーカルもサウンドに色を添えています。(サプライヤーインフォより)
1. Boomchakacha
2. A Escondidas
3. Piscina
4. Nunca Mataré
5. La Chica De La Tienda
6. Ahora
7. Movediza
8. La Niebla
9. La Última Hora
Bass Guitar: Olivier Herrmann
Drums: Thibaut Chipot
Guitar: Cédric Gérémia
Keyboards: Olivier Duranton
Lead Vocals: Dayron Ramirez Hernandez
Lead Vocals: Pao Barreto
Percussion: Thibaut Chipot
Trombone: Carl Lelonge
Trumpet: Dayron Ramirez Hernandez