VIOLETA IKARI, NIKOS XIDIS / PORTOKALI

 
>こちらで紹介されていたギリシャ新譜ですね、やっと入荷して来ました(無断リンク陳謝&感謝)!なかなかイイ作ですねえ、歌も書き下ろしの曲も合格点以上、…仰せの通り、山ん中でブランコにのる白ドレス女性と岩に腰掛けた木コリのような男性が向き合う(言うまでもなく、ご本人達ですが)CDジャケのセンスにはやや引きましたが、なんだか、ハリス・アレクシウと中島みゆきを足して割ったみたいな??ヴィオレタ・イカリの歌もイイし、ちょっと朴訥なヤニス・コツィラスといった雰囲気で歌も披露する、ソング・ライターのニコス・クシィディスとの相性もOK、聴き応えありますよ!
ちなみに、bunboni さんも触れられていた “Entekhno” という言葉は、今日では、かなり広義に “Art Song” といった意味合いで使われているようですが、基本的には、 前世紀半ばに登場したミキス・セオドラキスやマノス・ハジダキスに代表される若手作曲家たちが、従来のレベーティカや、そこから派生したライカといった音楽の作法に拘ることなく、バックも含め、自由な創意で生み出された歌謡や音楽の潮流だった、と、自分は解しています。で、なるほど本作、bunboni さんが示唆するように、そんな “Entekhno” という音楽作法の要となるような感覚が感じられるかも知れません。お試しあれ!
 
1 ALEPOU
2 FISA AERA TA PANIA
3 ANASA
4 ME MOLIVI KE HARTI
5 YIA T’ ONIRO POU HATHIKE
6 KALESMA
7 FOTOGRAFIA
8 OSA XERO
9 KAMENI GI
10 ROUFIANA
11 PORTOKALI


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