故アリー・ファルカ・トゥーレの意志を受け継ぐヴィユーの11年新作はSOULIVEのエリック・クラズノーをプロデュースに迎え、デレク・トラックス、デイヴ・マシューズ、アイヴァン・ネヴィル、ジョン・スコフィールドら、US南部~ジャム~ブルースの名人達が参加したアフリカ×USAギター対決アルバム!と書くと、喜ぶ人もいるでしょうが、あまりにアメリカっぽすぎるのもどうよ?という方もいらっしゃるのでは? いえ、そんな心配は無用です。アメリカ勢は全く出しゃばることなく基本はワンコードの砂漠系ブルーズ。その上で各人がシブ~いソロを鳴らしてます。一曲アリーがフィーチャーされた曲も収録し、アリーが開拓したマンディング・ブルーズの「SECRET」を世界中の音楽家達が継承していく様がアルバムを通じて伝わってきます。アリーとライ・クーダーの名作「TALKING TIMBUKTOU」の2011年版です。「親の七光り」完全返上!