★V.A./イエメン ~ ハート・オヴ・アラブの伝統音楽
アラブ世界の心臓部に位置するイエメンは、同時にもっとも古い音楽伝統をいまも受け継ぐ土地として知られる。エジプトやレバノンなどで古典音楽として高度に成熟し洗練されたアラブ伝統音楽のルーツが、イエメンにはいまも残っているということだ。このアルバムは、そんな現在のイエメンの伝統音楽をフィールド・レコーディングで紹介する一枚。ウードの弾き語りから、アラブを代表する笛のナイ、そして独自のパーカッションの演奏など、同国に息づく多彩な伝統音楽を堪能できる。まさにアラブ音楽の太古の響きが聞こえてくるかのようだ。(メーカーインフォより)
●日本語解説/帯付き
仏BUDAによるイエメン「サナアの歌」のフィールド録音(1999)盤。冒頭を飾るアザーンからして生々しく、中世の摩天楼と言われたサナアのメディナを思い起こさせます。真鍮のお盆をリズム楽器に、ウードをツラツラと弾きながら歌う中世のアラブ音楽です。首都サナアの他、ラヒジュ、ザビード、シバームなどでの録音15トラック(約68分)!
1.Premier Appel A La Prière – Adhan
2.Chant Et Ud De Sanaa – Hassan Aoni Al-Ajami
3.Chant Et Gong Sahn Mimiye – Mohamed Hmoud Al-Harithy
4.Chant E Tud Oriental – Hassan Aoni Al-Ajami
5.Chant – Mohamed Qasim Zubaida
6.Chant Et Ud Oriental – Mohamed Hmoud Al-Harithy
7.Flà tes Et Percussions – Compilation
8.Double Mizmar – Faraj Mahjoub
9.Chant Solo – Kamilia Anbar Yakout
10.Lyre Semsemiya Et Chant – Abdullah Abdul Zahayri
11.Al Khawkhah – Orchestre De Pêcheurs
12.Lyretambura Et Chant – Mohamed Al-Kouek
13.Danse De Mariage A Wadidakh – Environs De Sanaa
14.Chant – Mohamed Qasim Zubaida
15.Chant Religieux Du Soir