アメフォン柳川さんがラオスへいらっしゃるというんで、お願いしてしまいました(感謝!)。というわけで、ラオス買付けの一品!とは言うものの何の情報もないどころか、アーティスト名も不明、というか、CDタイトルもわかりませ〜ん。なので、youtube 映像もみつかりませ〜ん。が、しかし、タイ北東部イサーンと隣合わせのラオスのこと(ラオ語を共有し、文化的地続きと言ってもいいイサーンとラオス〜文字表記は異なるようですが)、本CDで展開されているダンスPOPはもちろんモーラム。若きから中年まで、男女並び立つ土臭いコブシ使いが存分に楽しめる1枚。しかも、タイのモーラムPOPとは一味違う浮遊感ある節まわしとヒップかつ飄々としたバックトラックが存分に楽しめるわけで(男性歌手はみ〜んなダーオ・バンドン一党に聞こえるところ貴重!?90年代後半あたりのイサーン、モーラムPOPをホウフツとさせながらも、また一味違うヒップでいて緩いノリがたまりません!特に1曲め、かのコンピューマをして音圧タカッ!と嬉しがらせた今時スクラッチ入りのヘヴィなモーラム・ナンバーが最高です!)、これは当方としても、何の情報もなくとも、オススメせざるを得まいという結論。全12曲、ジャケ写通りの男女歌手12人各1曲ということで(同トラックにおいてメドレー風に歌い手が入れ替わる場面も、あるいは突然曲が終わり不意に次の歌い手が歌いだしたり、ま、いろいろとユルイ…イナタイ、貴重!それを”辺境”という無神経は当方持ち合わせませんが)、なので、ラオスのモーラムPOPの感触を大体のところ得るに便利、なのかも?お見逃しなく!!