キューバ中央部にあるビジャ・クララ州におけるスペイン（主にアンダルシアやカナリア諸島）からの農民を担い手としてきた音楽、プント・クバーノに焦点を当てた2020年リリースのオムニバス盤です。トレスやラウー、ギターといった弦楽器、キューバの地でアフリカ要素とも交わったパーカッション、デシマという即興的な10行詩による歌を特徴とする、もう少し一般的にはグアヒーラとも呼ばれるキューバのカントリー・ミュージック。本作はセントロ・インテルナシオナル・デ・ラ・デシマ・イ・エル・ベルソ・インプロビサード（CIDVI）という団体が毎年催しているというコンクールでの18年の受賞者たちの録音を収めています。ラウーやトレスのティピカルなアンサンブルに乗せた、女性歌手エルネスティーナ・トリミーニョ（冒頭のタイトル曲のソンを取り入れたスタイルも披露）や男性歌手ルイス・パス・“パシージョ”の味のある歌声、詩をメロディに乗せていく名人芸をたっぷり味わってください。（サプライヤーインフォより）
CD-Rでの流通品となりますが、音質良好です。

1. Mi tierra es así / Ernestina Trimiño
2. Décima a mi tierra / Luis Paz “Papillo”
3. Alborada guajira / Ernestina Trimiño
4. Trilogía de tonadas – Décima: El campesino – Décima: Las manos – Décima: El amor / Ernestina Trimiño
5. Linda / Ernestina Trimiño
6. Controversia / Eduardo Cruz León y José Manuel Silverio León
7. Décima: Inspiración a la tonada / Luis Paz “Papillo
8. Décima: Cuando una mujer se gesta / Ernestina Trimiño
9. Décima: El adiós / Ernestina Trimiño
10. Décima: La Madre / Ernestina Trimiño
11. Guateque campesino / Ernestina Trimiño
12. Controversia / Nelson Olivio Lima Chaviano y Rolando Rivero Hernández
13. Mi son en un misterio / Ernestina Trimiño
14. Décima: Fin de la canturía / Luis Paz “Papillo