メキシコ、カリブに面したウァステコ地方(べラクスルス州)のミクスチュアー民謡(スペインとキューバンとインディオ音楽)「シェリート・リンド」で有名な “ソン・ウァステコ” におけるヴァイオリン演奏に焦点を当てたCDです(タイトル部分の lost というのが何を意味するのかは不明、今もってソン・ウァステコではヴァイオリンが奏でられていますから)。1969年から70年代にかけ、民俗音楽学者セルジュ・ロートマンによって現地録音された音源をフランソワ・ジューファが編集監修〜とにかく、ギター類伴奏に切り込むようなヴァイオリン速弾きが耳を奪いますよ!鄙びた歌い口もOK〜主にエル・トリオ・アマドールの演奏が収められました。