★V.A./ギターラ・ポルトゥゲーザ
これぞポルトガル・ギターのバイブル!
過去と現在の名演奏&貴重音源を豪華ブックレットと共に収録!
ファド・ファン、そしてポルトガル・ギター・ファンなら絶対に手にしないといけないアンソロジー作品が登場しました。アマリア・ロドリゲスの各種編集盤をはじめ、デボラ・ロドリゲス、アナ・ラインスといった若手ファド歌手の作品をリリースしてきたポルトガルのレーベル“Seven Muses”が制作した本作は、ファド、さらにはポルトガルのアイデンティティとも言うべき楽器、ギターラ・ポルトゥゲーザ(ポルトガル・ギター)をテーマにした豪華な2枚組編集盤です。
まず音源について、本作CD1にはArmandinho、José Nunes、Fontes Rocha、Jaime Santos、Domingos Camarinha、Carlos Gonçalves…といった20世紀を代表する伝説のギターラ奏者20人のベスト・テイクを20曲を収録。そしてCD2にはCustódio Castelo、Henrique Leitão e Pedro Amendoeira、Bernardo Couto…といった現在活躍する若きギターラ奏者ら20人の演奏を20曲収録しています。
そんな充実した音源のほか、さらに圧巻なのは80ページ近くある豪華なブックレット(言語はポルトガル語と英語)です。ここではギターラという楽器の説明から始まり、ギターラ小史、著名な楽器職人数人の紹介、そしてポルトガル本国だけでなく世界のギターラ教育事情についても触れられていて、その中には日本でギターラの指導に尽力されていて、この3月27日に13年ぶりのアルバム『レンダ・デ・ギタリスタス~ギタリスタ列伝」の発売を予定している月本一史についても大きく紹介されています。また本の随所に貴重な写真が掲載されているほか、巻末には収録されている40曲のクレジットとギターラ奏者40人のポートレートが掲載されています。
これだけでも至れり尽くせりの内容ですが、さらに国内流通仕様盤の特典として、本文の日本語対訳を添付することにいたします。しかも“ポルトガル文化を中心とした企画と実践”を掲げる団体であるM.T.E.C(代表は月本一史)が翻訳を担当いたしますので、その内容は折り紙付き。これぞ“ポルトガル・ギターの聖典”といっても過言ではありません。
ポルトガル音楽に少しでも興味を持つ方であれば絶対に手にして欲しい1冊です。 ●日本語解説/帯付き
〜以上、メーカーインフォより