これは驚き!1954年USフォークウェイズ制作の奄美群島フィールド・レコーディング!南西諸島フォークロア〜伝承音楽のドキュメントとして、アルバム単位では最も古いものの1枚となるLPアルバムの復刻CDRです!“あさばな節” や “島育ち” などの流行り歌、島唄に限らず、盆踊りや8月踊り、詩吟や子供唄など、多彩なかたちの唄、三線弾き語り、踊歌が収められています。幾つか収録された踊り歌はもとより、島唄の多くが、いかにも非プロフェショナルな歌い手によるものと思われ、60年前の奄美の島々に生活する人々の音楽的ヴァイタリティーや野趣漂う歌声、あるいは三線、太鼓の巧まざる音色の妙味といったものを存分に感じさせてくれて、これはやっぱり貴重ですねえ。にしても、同じ群島の民謡とは思えないヴァラエティ、まったく伝承音楽の自由なこと!最後の曲 “手踊り” なんて阿波踊り!なぜ?で、昔はけっこう奔放だったんですねえ…、という感慨が。>☆
1. 和歌朗唱 2. 詩吟 3. 朝花はやり節 4. 塩道長浜節 5. 今ぬ風雲 6.餅貰い歌 7. 永良部百合の花 8. 島育ち 9. らんかん橋 10. 手まり歌 11. 糸繰り歌 12. いちきゃ節 13. 永良部ながくま節 14. 海ぬさき草 15. 盆踊り 16. 棒踊り 17. 八月踊り 18. 手踊り