ほんとんどフィーリン!?この洗練は南米音楽の上澄みと言ってもいいんじゃないでしょうか?今年のペルー / クリオージャ歌謡最高作であることは疑いないところ!?「女性ヴォーカルはオマーラみたいですよ!」(by EXPさん)
ペルーから、ムシカ・クリオージャの佳作がまたまた登場です。国内配給もされた『ラ・グラン・レウニオン〜』は下町のセミ・プロ~アマチュアの古老を集めて録音されたもの、『ペルー北部のムシカ・クリオーヤ〜』はペルー北部地方の地方色豊かなアーティストを集めて録音されたものでしたが、ついに真打ち登場!ということで、本作に参加しているミュージシャンたちは、ムシカ・クリオージャの全国区の第一線で活躍してきた古老達ばかり17人(組)。彼らが、それぞれの十八番をリラックスした雰囲気で録音した企画アルバムです。
「カンシオーン・クリオーヤの褐色の花」といわれるエディット・バールから始まり、ペルー北部の名門ロス・トロバドーレス・デル・ノルテとロス・モチーカス、人気デュオ、ロス・アセス・デル・ペルー(ペルーのエース達)のエディ・マルティーネス、現役最高のムシカ・クリオーヤ~アフロ・ペルーの歌手エバ・アイヨンといった歌手から、名トランペット奏者ビセンテ・ゴメス、チャブーカ・グランダも讃辞を送ったギタリストで歌手のルベン・フローレス、そして“ペルーのギター”といえばこの人オスカル・アビレス(歌も歌っています!)らもその名人芸を披露しています。また、24ページのブックレットには、一人一人の写真と略歴が掲載され、興味を沸き立たせてくれます。演奏は、どのアーティストも流石に一流らしい落ち着きの中に、深い味わいを感じさせてくれるものばかりで、ヨーロッパの気品とアフリカの躍動、インディヘナの哀愁などが渾然一体となって醸し出される、ムシカ・クリオーヤのエッセンスが立ちこめるアルバムに仕上がっています。(メーカーインフォより)