V.A. / DOLORES, Salsa & Guaracha from 70’s French West Indies

例えば、フランス語圏カリブのカドリーユとスペイン語圏カリブのコントラダンサが、同根の音楽と言われてもピンと来ない、ということはあります。が、カドリーユもコントラダンサも、元を辿れば、古くは欧州全域のラウンジやバールで演じらた英国に発したカントリーダンス音楽だったそうで、なるほど、同根なのでした。
なので、カドリーユから発したマルチニックのビギンと、キューバのダンソンをフュージョンさせて、ルンバを生み出したというドン・バレットも、あるいは、時代は降って、ダンソンから生まれたキューバン・チャランガを、ビギンと掛け合わせたマラヴォワも、やっぱり元を辿れば、どこかで繋がっているカリビアン・マジックなのでした…。
〜多分、そんなような意味のことを書き綴っているであろう英文、仏文、西文で綴られた10ページに渡る長尺解説が、まあ、結構な読み物となっているわけですが(当方、最初の部分しか読んでませんが、読み応えありそうです)、それはともかく、上記のようにも解釈できるライナーの出だし部分を読んだだけでも予想できそうな、仏語圏カリブ録音 1960〜70年代のキューバ&ラテン系トラックのカヴァー or 焼き直し全14曲収録の本CD、もちろん、ルーツや歴史を辿らずとも、なかなか面白いわけですね〜!
ま、音楽というもの、少なくともポピュラー音楽というものは、どこかしら世界史的な背景や繋がり、奥行きを持って生まれたものである、と、感じることができる編集盤でしょうね、本盤も!?

1.Malavoi – Te Traigo Guajira 04:02
2.Los Caraibes – Donde 02:22
3.Tropicana – Amor en chachacha 03:17
4.Ryco Jazz – Wachi wara 03:29
5.Eugene Balthazar – Dap pignan 02:54
6.Roger Jaffory – Oey mi, Consejo 02:30
7.Les Kings – Oriza 03:59
8.La Perfecta – Tumbadora 04:11
9.Les Super Jaguars – Tatalibaba 04:40
10.Super Combo de Pointe-Noire – Serrana 04:57
11.L’Ensemble Abricot – Se Quedo Boogaloo 03:20
12.Henri Guedon – Bilongo 03:15
13.Les Aiglons – Pensando en ti 04:28
14.Los Martiniquenos – Caterete 03:36

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