V.A. / ニッポンジャズ水滸伝 (人之巻)

jacketïéÜ★遂に完結! 戦前のニッポンの音楽シーンを席巻した”ジャズ”を、 マイナー・レーベル音源を駆使して
縦横無尽に切り取り、 今のJ-POPにもつながる音楽水脈を再発見する復刻シリーズ第三弾。
瀬川昌久氏監修。4枚組100曲収録。豪華詳細ブックレット付き!

■DISC-1 ジャズ狂騒曲
■DISC-2 ジャズ有名無名列士列伝
■DISC-3 めりけんじゃっぷのうた
■DISC-4 服部良一もうひとつの遺産

【ブックレット執筆陣】
・瀬川昌久 (総論、各CD&各曲解説、服部朋子対談)
・細川周平(修業時代の服部良一)
・小川真一(アメリカのルーツ・ミュージックと戦前ジャズの関係)
・湯浅学(戦前の日本の大衆音楽の前衛性)
・古川武志(戦前音楽研究家) x 福島暢啓(毎日放送アナウンサー)
・梅津和時(「日本独特のジャズ」の雑食性)

<ジャズ水滸伝(人之巻)編集に寄せて>
「ジャズ水滸伝」第3集は、テーマ「人之巻」とある通り、戦前昭和文化をいろどったジャズ芸能ア-ティストの中から特異なキャラクターで独自の音楽を作り出した個々人にスポットを当て て編集した。それも従来断片的に復刻されてもまとめて集めることのなかった歌手やグループを主として、今まで全く紹介されることのなかった無名のアーティストも含めて、内容的には、なかなか興味のある歌唱が揃ったと思う。
特に感じたのは、戦前の音楽には、ジャズを日本の文化に消化して、コミカル化したり、生活上の娯楽としてエンジョイする心情を表現したりするものが多く、それが結構音楽的に熟練した水準で演奏され歌われていることだ。第1 集「ジャズ狂騒曲」にその和風表現を収録し、第2集「ジャズ有名無名列士列伝」と第3集「めりけんじゃっぷのうた」に洋風表現を集めた。そして日本のジャズポピュラーに最大の貢献をした服部良一氏のマイナー時代の主要作品を 第4集「服部良一もうひとつの遺産」に収録した。(解説より 瀬川昌久)

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