THIRI MAUNG MAUNG / SAING LATT TAN, Shwe Prize 12

CD冒頭近く I hope you enjoy new wave of Myanmar style…云々と英語で言ってますが、こちらはセインムーター同様、環状打楽器パ・ワイン奏者にしてサインワインのニューウェイヴ!?ティリ・マウン・マウンの近年作!セインムーター同様、自ら作曲した新作をここで披露しているわけですが、なるほど実に軽快で華麗なるサイン・ワイン演奏〜現地買付けの NEUTRAL RECORDS さんによれば、このティリ・マウン・マウンの演奏で、皆腰を揺らして踊っているそう…。確かに一定の周期でリズムがキープされたり主題的なメロディーがリフレインされたりもするのだけど、このプログレみたい?な演奏で、どー踊るのか?一度見てみたいものです。
以下〜 NEUTRAL RECORDS さんの見解、サインワインは、「金の装飾なのでイメージしがちですが、ガムランのような宮廷音楽ではなく、踊るための音楽です。土着の憑依儀礼のトランスとしても使われていて、おしとやかな宮廷音楽ではなく、大衆の踊るための音楽であるということ…。自分の感覚ですと、ゴーンという低い鐘の音がベースのようで、その入り方でドラムンベースのように聴こえたり、音階のあるブレークビーツのような、、、展開変わりはプログレですね。」だそうです。ふ〜ん…なるほど。加えて、「ジャケでは正装してクールにみえる演奏者も、現場では汗だく、腹がでたタンクトップ姿で、より多額の布施、おひねりをもらおう?と必死です。」〜ま、そーゆーこともあるでしょうとも。先達セインムーター師のMV観ても、タンクトップでタオル鉢巻して、どーみてもそこら辺のおっちゃんですからねえ、参照>★要するにサインワインじたい「特権階級がたしなむ上品な音楽ではなく、一般大衆に親しまれている音楽」ということなんでしょう。

*親しみのある主題的メロディーが繰り返されて、解りやすい演奏であることは確か、ですね。本CDにも同様の曲想多し、参考〜▽

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