THE UNTHANKS / LAST

unthanks11当店では異例?の英国トラッド売れ筋となった >>前作 に続いて、ウィンターセット改めアンサンクス=レイチェル・アンサンク、そしてベッキー・アンサンク姉妹による女声デュオ、そしてラケルの夫君でもあるピアニストにしてアレンジャー、エイドリアン・マクナリーを中心とした5人組~その最新11年作(フォース・アルバム)が入荷して来ました!マクナリー作のタイトル曲『ラスト』が何を意味するかは不明ですが、浪漫主義的?とでも言えそうなピアノ&ストリングス・アンサンブルによるシンプルで奥行きのあるバックに、いかにもイングランド・フォークらしい透明で清澄でミスティック、それでいて柔らかな女声が響くバラッド中心の作であることはこれまでと同じ。彼らの故郷ノースアンバーランドの寂しい風景が浮かぶような曲想が並びます。ただし(それとは気づかぬうちに)トラッド、もしくはそれに準じたオリジナル曲のみならず、ロバート・ワイアットやトム・ウェイツ、キング・クリムゾンなどのカヴァー曲も組み込まれ、ジャケットの19世紀的な雰囲気も相まって、よりトータルなコンセプト、あるいはアンサンクスの世界観みたいなものが浮かび上がってきそうな、~なんだか、ランディ・ニューマン『グッド・オールド・ボーイズ』イングランド女声トラッド版、とでも言いたい展開です!オススメできます。

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