ANA LAINS / QUATRO CAMINHOS

ポルトガルから新たな美人女性歌手が登場~その名はアナ・ラインス、奥ゆかしい歌いぶり、ナイーブな感性、そしてファドの伝統を受け継ぐ心意気など、ジョアナ・アメンドエイラをも脅かす存在です。この2011年最新作、従来のファドのスタイルを大きく超えたプロダクションでアコースティックなサウンドをリフレッシュさせながら、ファドらしい古風な部分を深めているのがすばらしい。 …

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CITANIA / SEGREDOS DO MAR

美人ヴォーカリストをフロントにしたポルトガルの新人バンド、シターニアは汎地中海的マドレデウスと言いましょうか。ポルトガルギターと生ギター、チェロ、生ベースというバックの4人の生楽器を中心に、ゲストにアコーディオン、バグパイプ、ブズーキ、少々の打ち込み、そしてギリシャ人ヴォーカルまで登場させ、大西洋から地中海、中東まで広がる音楽世界を歌い上げています。何よりも …

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AMALIA RODRIGUES / MALDICAO(ファドス 1967)

ファドの女王、アマリア・ロドリゲスの主要なオリジナル・アルバムを年代順に復刻する注目すべきプロジェクト進行中です。本作は1966年にEP3枚で発表され67年にLPにまとめられた音源を収録しています。実験作にして意欲作だった62年の『ブスト』で新しい時代を迎えたアマリアですが、ここではその路線もすっかり肉体化~驚くほど成熟した歌声に昇華させています。かつて録音 …

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AMALIA RODRIGUES / VOU DAR DE BEBER A DOR(マルキーニャスの思い出)

「ファドの女王」アマリア・ロドリゲスの主要なオリジナル・アルバムを年代順に復刻する注目すべきプロジェクト。本作は1968年に何枚かのEPでリリースされた12曲を集めて69年にLP化された大ヒット作です。冒頭に収録されたタイトル曲はポルトガルだけでなく、ヨーロッパ中でヒット。カヴァー・ヴァージョンもたくさん作られました。それに加えディープなファドや、ポルトガル …

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AMALIA RODRIGUES / EN ESPANOL

〈ファドの女王〉アマリアの隠れたトレイド・マークになっていたのがスペイン語のナンバー~1945年の初録音からスペイン語曲をとりあげ、一徹なファド通たちからは批判を浴びながらも、ことあるごとにレパートリーに加えて来たという経緯があります。本作はそんなアマリアが残したスペイン語歌曲を集めたユニークな編集CD。初期に得意としたポップなフラメンコから、メキシコ歌謡黄 …

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AMALIA RODRIGUES / NO CANECAO

    〈ファドの女王〉アマリア・ロドリゲスが祖国ポルトガル以外でもっとも長い期間を滞在し、はじめての録音まで残した思い出の場所がブラジルのリオ・デ・ジャネイロでした。そんな彼女にとって第2の故郷とも言える土地で1972年に録音されたライヴ音源が本盤~アマリアは代表曲とともにブラジルで親しまれたナンバーも熱唱。聴衆は手拍子と割れんばかりの …

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AMALIA RODRIGUES / GOSTAVA DE SER QUEM ERA

1980年、60代に達した〈女王〉アマリア・ロドリゲスがいまだ創作意欲を失ってないことを世界中のファンに知らしめたのがこのアルバムでした。アマリアはここですべての歌詞を自作し、シンガー・ソングライターとしての側面を披露~自身のファド哲学や死、そして愛を主題にした歌詞を、ドラマティックな、また軽やかな旋律にのせて、円熟した歌声で聴かせてくれました。全10曲中7 …

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AMALIA RODRIGUES / FADO

〈ファドの女王〉アマリア・ロドリゲスのもっとも初期の時代に多くの作品を提供したのが、名作曲家フレデリコ・ヴァレーリオ(1913~1982)~彼の作品は、それまでのシンプルな伝統ファドから脱却し、より音楽的に豊かな旋律のファドを創出。当初、批判を受けながらもアマリアと二人三脚で新しい時代のファドを築きました。本作はそんなヴァレーリオが亡くなった1982年にリリ …

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CARLA PIRES / ROTA DAS PAIXOES

アマリア亡き後の21世紀のファド・シーンは続々と新しいシンガーが登場し、百花繚乱のにぎわいをみせています。このカルラ・ピレスはポップ歌手、そして女優として活動していたものの、アマリアの生涯を描いたミュージカルで若年のアマリア役に抜擢され、ファド歌手に転向。その実力でポルトガルのみならずヨーロッパを中心に高い評価を得てきたそうです。本作はそんな彼女の3枚めのア …

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MARIA TERESA / ERA UMA VEZ UM JORDIM

前05年作ではカルトーラやシコ・ブアルキなどブラジル音楽をファド・スタイルでカヴァーしていた、ポルトガルの才媛、マリア・テレサによるファド新作です。ギターラ&ギターによるごくごくシンプル&アコースティックな伴奏で、故アマリア・ロドリゲスに代表されるディープなファドとはまた一つ違う、ララバイ風というかボサノーヴァ風というか?~柔らかく軽い発声において、瑞々しい …

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AMALIA RODRIGUES / COM QUE VOZ

★アマリア / コン・ケ・ヴォス アマリア自らが最高傑作と呼ぶ1974年作! 1.難船 – Naufrágio 2.マリア・リスボア – Maria Lisboa 3.吹き行く風のバラード – Trova Do Vento Que Passa 4.どんな声で – Com Que Voz 5.紙のカーネーション …

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MARIZA / FADO EM MIM

ポルトギーズ・ファドです。(2001年リリース)アフリカ=モザンビ-ク(旧ポルトガル領)出身/混血の若手女性歌手!26歳のデビュー・アルバムになります。オーソドックスなファドながら、その瑞々しさは群を抜いています!  

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ALFREDO MARCENEIRO / THE FABULOUS MARCENEIRO

リスボン生まれ、もとは木工職人だったという異色のファド男性歌手、アルフレッド・マルセネイロ(1891-1982)~1940年代にはカフェルーゾの王様とも呼ばれましたが、その長い歌手生活において、独特に泣きのある、哀愁のこもった高域の発声とラフな節づかいで歌い続け、人気を保ちました。本盤は、1961年録音の代表作12曲+ボーナス5曲の内容。独特の鷹揚感漂うその …

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