ペルシャ古典音楽を聴かせる男女デュオ! フランス・マルセイユで結成されたペルシャ音楽の男女デュオが、2018年の“Delashena”以来となる新作を発表。シャディ・ファティはペルシャの弦楽器セタールを奏でる女性演奏家。そしてビジャン・シェミラニはトリオ・シェミラーニの一員としても活躍してきたパーカッショニスト。そのふたりによる本作のタイトルはクルド語で“偉 …
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続きを読む★アンサンブル・ダスタン&サラル・アギリ/エンドレス・オーシャン ペルシャ古典声楽を若き歌声と躍動的な演奏で再構築した傑作! 1979年のイスラーム革命によって宗教国家となったイランは音楽を全面的に禁止したことで様々な音楽家たちが亡命し、多くの録音の機会が失われてしまった。しかし徐々に古典や伝統音楽に限って開放し、現在ではその機会はかなり増えてきている。本 …
続きを読むビージャン・シェミラニなどの活躍でまたスポットをあてられつつあるペルシャ音楽。本作は1988年レザ・ガッセミ(作曲、セタール)によってにパリで結成されたペルシャ古典音楽のアンサンブル、アンサンブル・モシュタックの2010年リリース作品。カナダ亡命中の女性歌手セピデー・ライサダットの歌唱をフィーチャーしていますが、イランではイスラム革命後、女性はコーラスこそ許 …
続きを読むシスコを拠点とするクロノス・クァルテットと、ノルウェーはオスロを拠点としているマーシャ&マルジャン・ヴァダット姉妹との共演作。ハーフェズ、ルーミーといった古典詩人の作品から、イブラヒム・ジャファリや女流フォルグ・ファッロフザードらのイラン現代詩人の作まで、合計14曲をクロノス・クァルテットのバックでマーシャ&マルジャンが歌い綴っています。クロノス四重奏団の伴 …
続きを読むイランのヴェテラン弦楽器奏者 / タールと、中堅イラン系ノルウェー人打楽器奏者 / トンバックの二人によるノルウェーでのコンサートの模様を録音したものです。タイトルは 『ひばり』 〜はじめはそっけないような響きと感じる6弦3コースのタールの響きが、細やかにタイムをキープし変化させるトンバックの打音を足場に、なるほど『ひばり』、タハリールのように羽ばたこうとい …
続きを読むペルシャの伝統楽器の中で最も重要な弦楽器と言われているタールの歴史的名演を集めたアンソロジー2枚組CDアルバムです。 タールはネックの長いリュート族の弦楽器で、イラン(ペルシャ)、アルメニア、ジョージア、アゼルバイジャンの伝統音楽で使用されています。伝統音楽の曲の編成、構成等の様々な場面でタールが重要な役割を果たし、著名なタール奏者の多くはペルシャ伝統音楽の …
続きを読むペルシャ音楽の重要擦絃楽器ケマンチェの演奏がたっぷり楽しめるアルバムです。 イランでは、ガージャール朝時代だった1905年から録音が開始され、1926年頃(ガージャール朝滅亡翌年)まで盛んにレコーディングが行われていたそうです。その時代にケマンチェを中心に録音された音源を使って編集されたのが、本アルバムです。 バケール・カーン(Bâque Khàn)とホセイ …
続きを読む中近東、インド、ヨーロッパなど世界中に広がるダルシマー族の楽器のルーツは、メソポタミアまで遡れるそうで、イランではサントゥール(SANTUR)といいます。本2枚組アルバムは、1930年前後頃から1990年代頃までのサントゥールの名演を集めたアンソロジーです。その弦の多さからでしょうか、ペルシャ伝統音楽の旋法体系であるダストガーのグーシェ(核となる旋律)の主な …
続きを読むペルシャ語で「三弦」を意味する楽器セタールは、長いネックと丸いボディを持つリュート族の弦楽器。同様の楽器は西アジアや中東の国々で様々な形で見受けられますが、セタールはイラン高地の中央部の音楽で使用されます。現在の形になったのは長い年月の音楽的な変遷であると思われますが、Dervish Moshtaq-Ali Shahによって4本目のドローン弦(Moshtaq …
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