2020年MM誌ワールド・ミュージック部門年間ベスト10 / 2位の作品です(何かの間違いか?)。
>こちらが大好評だったスレイモン・アラオ・アデクンレ・マライカの2019年末の新作入荷しましたあ!とにかく疾走感に溢れたタイトなフジ、痛快この上ないですねえ!
30分超え2曲、打楽器ビートに密着した旋律楽器演奏が、FUJIという音楽の基本線に沿いながら場を盛り上げて行く光景がここにあるわけですね。が、途中打楽器パートのみにナダレ込み、これでもか!という肉声&ヨルバ系打楽器アンサンブルによる前傾グルーヴにおいて、FUJIの本領を存分に聞かせ、そして終盤、再度ジュジュ的な旋律楽器群との無駄のない提携に収斂して行くところが、この2曲に共通したスタイルで、スレイモン型フジの完成形(ワシウがやろうとしてナカナカできなかったことを踏み台にして完成?)を聞かせる2曲になっているかと思います。絶好調とはこのことです。
もうこうなったら、フェミ・ソーラーとの共演なんて、どなんもんでしょうね?