コロンビアで現在最も活況を呈しているとも言えるガイタの実力派グループ。縦笛2本(ガイタ・エンブラとガイタ・マチョ)が異なるメロディを奏でながら、アフロ色の濃厚な歌声と4つの打楽器と掛け合うように展開していく。出身は、クンビアを生んだマグダレーナ川も近いカルメン・デ・ボリバル。幻想的な感覚も呼び起こしそうな熱演が続く驚異的作品。(サプライヤーインフォより)
その縦笛ガイタはインディオ系のメロディーを奏でているように思えるんですが、その歌声が辿る節まわしはどこか南欧風だったり混血ムラート風と聞こえます。あるいはその打楽器リズム、アフリカ由来という感じはするけど、どこか装飾的に細かなリズムも加わり、ムラート系のグルーヴを寸止めするような微妙な2拍子系クロスビートを聞かせてくれます。結果、インディオ+白人+黒人の持ち寄った3つの大陸に由来するリズムとメロディーが編み合わされマジカルに響く、まさにクンビアのプロトタイプのような、コロンビアのカリブ沿岸に根付いている伝統打楽器音楽の本筋に近いものとかと。
>https://bunboni58.blog.ss-blog.jp/2019-12-03(陳謝&感謝!)
1. La Manda
2. O Acaso Que
3. El Testamento del Indio
4. La Cagita de la Encomienda
5. Fruto Bendito
6. Mi Jardin
7. Mendoza Viene Tocando
8. La Juanita
9. La Cumbia del Abel Viana
10. La Chepacorina
▽参考