SOKUN NISA & PEAK MI / KAL KHNHOM NOV KMENG, Town CD 40

town40-1やっぱりこのCDが一番イイと思います!堂々再々々々々入荷〜キクチ夫君にカンボジア突撃買い付 AGAIN !!! してもらいましたよ(感謝)!

どーですか、この “歌謡曲” ぶり!アジア大衆歌謡の救世主(最終兵器?)、ソークン・ニサ本邦初入荷!で、イイ顔している男はピーク・ミー、これまたいいキャラいい声!二人が交互に、そしてデュオで歌ってくれるアルバムです。〜お待ちの方も多かったハズ!

「カンボジア人気若手男女歌手の新録カップリングCDとなる。洋楽系はともかく、クメール歌謡の世界ではソロ・アルバムというものがほぼ存在せず、複数歌手のオムニバスが定番。シングル盤も存在しない。必然的に歌い手が自分なりの“表現”に拘わる素地が少なくなるからか、とにかく歌の上手さが何よりも優先される世界と見え、余計なものがないから聴いていて清々しい。そんな傾向の代表格みたいな二人、女性ソークン・ニサと男性ピーク・ミが代わるがわる歌うこのCD(デュエットは1曲のみ)、基本、国境を接するタイのルークトゥンやモーラムPOPにも似たクメール民謡の現代化ということになると思うが、中にはイケイケの打ち込み曲もあるし、凡庸なPOPバラードの見本みたいな曲もある。が、レーベル専属の職人的伴奏陣があまりにもフツーに見事で、二人の彼の地ならではのコブシ使いが生き生きと耳に残るだけ。余計なものは何もない。」MM誌2015年4月号より無断転載。

というわけで、皆さん、カンボジアCDには(少なくとも洋楽系でなしに伝統系POPにおいては)、あんまりソロ・アルバムというものがない!多くのアルバムが、複数歌手が交代に歌ったり、デュオをとったりという構成のCDばかりで、ソロCDにおいて自己主張したり、トータル・アルバムを目指す人がいないわけですね。もう、なんか、無条件にイイですねえ、そーゆうところも。この歳になると、若い人の自己主張及び自己愛に溢れた歌というものには辟易することしばしなのですが、こーゆー見事な “歌謡曲” を聞かせてくれるソークン・ニサ、なんとも眩しいわけです。つまり自分はさておき、不特定多数の聴き手の気持ちに沿った歌をうたおうというマットウな歌謡曲プロデュースに沿ったその音楽性(時に大外しすることもありますがソレもまた一興!)、その歌手としての姿勢、イイです、輝いていますよぉ〜今どき!(でもって、発声がチョロっとテレサに似ている。も~言うことなし。ソークン・ニサNO.1  in アジアですよ!! ←言い過ぎか…)

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