ソンの現代化を推し進めるキューバを代表するグループ、シエラ・マエストラの1983年のセカンド作。かつてビクター音産から『われらの時代』の邦題で日本盤LPもリリースされた傑作のCD-Rによるリイシューです。ルンバのリズムに導かれたナンバーに始まり、アルセニオ・ロドリゲス作の2曲目、ピアノやホーン・セクションなど入れサルサ的アレンジで仕上げられた4曲目(イントロから、張りのあるホセ・アントニオ・ロドリゲスのヴォーカル、後半のモントゥーノやマンボのパート、エレクトリック・ベースのトゥンバオまで、カッコいいです!)、オスカル・デ・レオンもカヴァーしているフアン・アルメイダ作の「エサ・ムヘール」やセプテート・スタイルによる軽快なソンのタイトル曲、ボレロ、サンテリーア、トローバの要素など、フアン・デ・マルコスや亡きスター歌手ホセ・アントニオ・ロドリゲスらオリジナル・メンバーによる、この時代にソン復興を導いた、ラフながらも勢い漲るサウンド。お薦めです。(サプライヤーインフォより)
CD-Rですが、音質は概ね良好です。