SHAH WALI / VOL. 58

こちらもパシュトゥン歌謡ですね、シャー・ワリーのハルモニウム弾き語りを中心にタブラ、ラバーブ、ドール(?)による演奏が展開されています。 シャー・ワリーは、タッペー(Tappe)というパシュトゥンの詩形を詠唱するハルモニウム弾きだそうですが、一聴、全体としての印象は、盛り上がることのないカウワーリーとでも? もちろん、ゆったり泰然としたシャー・ワリーの歌声はカウワーリーとは異質だし、たぶん非スーフィー系でしょうね。う〜ん、よくわかりませんが、これはこれで、癖になるところがあるし、これはこれで、パシュトゥン的な美学が生かされている歌唱演奏内容かと…。当然、村山先生現地買い付け品!!それにしても、vol.58 枚目のアルバム? どんだけ人気があるんでしょうか?この人。

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