北インド古典声楽、カヤールを学ぶ若き女性歌手=サーシャを迎え、英センス・ワールドによって制作されたスタジオ録音・野心作!パンジャブの蛇使いの民謡を源に創作されたという古い“タッパー様式”による歌謡を、現在に蘇らせた作だそうです。センスの筆頭プロデューサー、デレク・ロバーツ本人もギター&パーカッション&アレンジで参加~力入ってますねえ。ほか、タブラ&ドゥンバク&パカワジに加えて、現地カマル・プラダン率いる弦楽アンサンブルが参加!たなびくようなゴージャスなストリングスと、重厚な打楽器アンサンブルが、ゆったりとしたグルーヴを生み出し、まさにパンジャブ砂漠の夕暮れを行くキャラヴァンを想わせます。そんな中、サーシャの可憐でいながらインドならではメリスマに彩られた歌声が伸び上がるように響きます。これは面白い試み、さすがセンス・ワールド!