SAHRA HALGAN / WAA DARDAARAN

★サハラ・ハルガン/ワー・ダルダーラン
謎に満ちた奇跡の独立国家〈ソマリランド〉の女性歌手が、キャッチーなローファイ・グルーヴにのせて自国の文化、伝統、そして愛を歌う!
アフリカ北東部、通称『アフリカの角』に位置する奇跡の独立国家〈ソマリランド〉出身の女性歌手、サハラ・ハルガン。近隣諸国の音楽要素も織りまぜ独自に構築した先鋭的ソマリ・サウンドにのせ、自国の伝統、文化、そして愛を歌ったデビュー・アルバム『愛しきソマリランド』に続く第2作目が本アルバムだ。バンド・メンバーは前作同様、フランス出身の超実力派ミュージシャン、マエル・サロート、エメリック・クロールが参加。そして今回はモンド・ファンクの鬼才グラーム・ムシュニクがキーボーディストとして新たにその名を連ねている。結果、前作には見られなかった70年代風ローファイ・ファンクやアフロビート・テイストがプラス。キャッチーでダンサブルに生まれ変わったサウンド、そして生き生きとしたサハラの歌声が、謎に満ちたソマリランドのリアルな姿を再び伝えてくれる。 (メーカーインフォより)

まいりました!暴力的と言ってもいいサハラ・ブルース系エレキ・ギターと、圧倒的な迫力のブルージー女声で幕を開ける4年ぶりの欧州制作盤です。バックの音の感触としては、エチオ・グルーヴと砂漠のブルースの融合みたいな感じ? そんなところからハミ出していくサハラ・ハルガンの歌声が、アフリカの北東の端の国、ソマリランドの民謡ルーツに繋がって行くのかも知れません。あるいは、スロー&ミディアムな収録曲では、現地ソマリランド録音の片鱗として、独特な歌謡性も聞かせてくれます。とりあえず、前作より一層ワイルドかつディープな歌声を強調した本作の制作姿勢、OKじゃないかと! 

1. KIIDHABA
2. HIDDO
3. XARAGO
4. TALO
5. DURDUR
6. CAAQIL
7. MASSALO
8. DARDAARAN
9. ALAAH
10. DHESHA DHESHU
11. BAYR

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