オアハカに家族的ルーツをもつという、ソノラ州エルモシージョ出身の女性歌手ロシー・アランゴによる2018年の6作目です。リラ・ダウンズのバックなど務めてきた、パラグアイ出身/メキシコ育ちのアルパを中心とするマルチ・プレイヤーで、アレンジャー/プロデューサー/コンポーザーのセルソ・ドゥアルテがプロデュースを担当。リラ・ダウンズのようなポップ・ロック化路線ではないのですが、セルソ・ドゥアルテ奏でるアルパをはじめ、アコーディオンやヴァイオリン、ギター、管楽器陣などを曲により組み合わせたアコースティックなアンサンブルで、まずは先住民に光を当てるナワトル語伝承歌にはじまり、ソン・ハローチョやウアステコ、ノルテーニョといったメキシコのリージョナル・ミュージック(地方音楽)のパノラマを、瑞々しい歌声と共に提示しています。まさしく、彼女のキャッチフレーズともなっている、現代における「メキシコ・リージョナル・ミュージックの外交官」といった内容です。(サプライヤーインフォより)
1. Tonantzin
2. Mi Nombres Es México
3. La Feria De San Marcos
4. Declárate Inocente
5. Las Deudas
6. La Guapachosa
7. Las Margaritas
8. Sones De Ida Y Vuelta (La Bruja / Maria Chuchena / Cascabel)
9. Viento