ラチャノック・シーローパン~いろいろなところで話題を呼んでいるマレイ風ルークトゥンがやはり聞きものですが、凝ったアレンジを聞かせる生音バッキングの工夫もあいまって、聴き応えあるルークトゥン・アルバムになっています。全体として漂う南部タイに息づく多彩な音感が奥行きある情緒を醸し、そこはかとないエキゾティシズムを漂わせます。それに、なんと言っても歌がうまい。ちょっと地味に聞こえるぐらい歌がうまい…(って、どういう意味か、書いていながらよくわかりませんが…)。5年ぶりとなるセカンド・アルバムだそうで、いろいろ苦労のかいがあった、ということになるんでしょうか?最近のタイ新作では、久々にスイセンしたくなったCDですね。
無断リンクすみません!http://bunboni.livedoor.blog/2011-09-18
1st album 品切れ