その昔、個人的に大好きだった英国のロック・バンド、ジェスロ・タルのリーダー、フルート&リード・ヴォーカルのイアン・アンダーソンにも影響を受けたという、西アフリカはマリのフルベ人フルート奏者、と聞けば、それは、やっぱり聴いてみたくもなるわけで、ミニ・アルバムながら今時、こんなに安いのか!と調子に乗ってオーダーしてしまった2020年作、確かに、イアン・アンダーソンと見紛うような、フルートを介し歌うようにも聞こえるその息づかいが小気味よく、フルベらしい音階やメロディー、リズム感に寄りそいつつも、仏人パートナーによるモジュラー・シンセ音や打ち込み、そして、弦楽器ンゴニや親指ピアノのサンザ等が交わるその多重録音ながら“アフリカを舞台にした映画のサウンドトラックみたいなインスト音楽 ”by Bunboniさん〜ポリリズミックで開放感のある面白い演奏だなあと、癖になりそうです。
>after youで紹介されています(無断リンク陳謝&感謝!)。というわけで、今年になって、この人、フル・アルバム新作も出ていたんですね(向かって右上ジャケ〜完全見逃し、で、オーダーしよーかとも思いましたが、ユーロ高もあり、保留…。が、その新作フル・アルバムには、本作から、そのまま流用収録されているトラックが3曲あり(*印)、その3曲が、ベスト・トラックかなとも思います。このユーロ高のさなか、もし、よろしければ、こちら、お楽しみいただけたら幸いです(ジャケ、ミニ・アルバムの方がカワイイし?)!
1.Bi Mogoya 04:59
2.Africa Fair 03:40 *
3.État d’esprit 03:20 *
4.Doum Ta Tkt Ta 04:47 *
5.Aeroflute 04:30
Popimane – Peul flute, N’goni, Sanza, Perccusion & Music
Yoann Le Dantec – Cello & Modular synth & Produced