PHUONG THANH / VE QUE


PHUONG-THANH-VEQUE1973年北部タインホア生まれ、ほどなくして家族でホーチミンに移住、父を失った家族を支えるために十代の頃からナイトクラブやレストランで歌い出し、90年代後半にはレコードデビュー、南ベトナムでトップの人気を保つようになります。現在では、ベトナム全国区で最も人気のある女性歌手の一人となりましたが、どちらかと言えば、社会的弱者に対する共感やメッセージ性で人気を掴み(同性愛者や売春婦に対する共感や擁護)、あるいはスキャンダルやTV〜芸能界での活躍で有名になったPOP〜フォークロックの人でしたから(当初はジーンズにスニーカーがトレードマーク。アオザイ一直線、民謡や歌謡曲的様式美を重んじる当方嗜好とは合致せず)、当店界隈ではあまりフィーチュアーされることもなく、これまで格別プッシュすることもなかったんですが、この2016年作2枚組、流石と言うべきでしょう。南ベトナムの田園風景を背景に歌われるある意味“ワールド・ミュージック”的な民謡POP!?中野の宮崎さん曰く、名前も似ているけど声もどこかフンタンに似ている?なるほど、伝統的な発声、たおやかな仕草をフォーキーPOPフォーマットの中に昇華したその歌唱が見事な、全編バラード並ぶ南ベトナム歌謡アルバムとなっています。アオザイ着てるし…少女のころから人前で歌ったその歌唱力も伊達じゃないし。

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