PAULO GUSMÃO / O TEMPO QUE FOI

1956年サンパウロ出身のコンポーザー/ギター奏者パウロ・グスマンによる優雅で叙情性に溢れたインストゥルメンタル作品が入荷。前作の発表時には「インスト音楽が好きな人はこのコンポーザーの作品を聞く必要がある」(現地ジャズ誌)とまで言わしめた存在で、ピアソラ・トリビュートのコンサートを制作したり、コンテンポラリー・ダンスの劇伴音楽を作ったりもしています。

モリコーネやバカラックのサウンドトラックを思わせる物語性。ジョビンたちの築いたブラジル音楽の手法と、タンゴなど他地域の音楽性をも取り込んだ多様な表情。パウロ・グスマンの4枚目となるアルバムには、”パラダイスのヴィジョン”、”トロピカル・ワルツ”、”女性の肖像” …と和訳するだけでイマジネーションを掻立てるテーマが並び、弦楽に木管のチェンバー・アンサンブルで彩り豊かに描写してゆきます。優雅さと繊細さを併せ持ったこのアンサンブルには、トニーニョ・フェハグッチ(acc)やダニエル・ダルカンタラ(tp)、ネイマール・ヂアス(viola caipira)にエドゥアルド・ジアナセラ(vib)ら、MPBやブラジリアン・ジャズで活躍する名プレイヤーたちが加わり、美しいハーモニーを紡いでいます。ポピュラー音楽史の研究と著作から、前衛姿勢の実験的な音楽作品まで手がけるセルジオ・モリーナがプロデュース。アドリアーナ・ホルツのオーケストレーションと打楽器奏者アンドレ・マガリャンイスのミキシングで、マスタリングはカルロス・フレイタスと一流の仕事が施されたブラジル・インスト格別の一枚。(サプライヤーインフォより)

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