歌い手の系譜としては、やっぱりエレフセリア・アルヴァニターキとか、エレーニ・ツァリゴプール、ナターサ・ボフィリウあたりの系譜に続く感じでしょうか(美人だし)?1990年生まれの自作自演歌手、パウリーナ・ブルガラキ、2014年のデビュー・アルバム、17年のセカンドに続く、5年ぶり、32歳のサード・アルバムですよ。タイトルは『サンシャイン(もしくは、向日葵)』。全11曲中、5曲が既にシングル・トラックとして配信されていましたが、6曲は初出ですね。
で、冒頭曲、タンゴ+ライカな “千の命” で、これはイイ曲ですねえ〜。で、この曲を聴いて、オオッ、ディミトラ・ガラーニみたいじゃないか!って、思った貴兄はスゴイ!って、それも当然というか、作曲がガラーニなんですけど…(作詞はパウリーナ嬢)。わたしなんか、もー全然わかりませんでしたが、でも、そー言われてみれば、そーですねって、ハイ。
そして、コレは何だかちょっと嬉しいことですね。近年、コンテンポラリーなグリーク・ソングを演じることにおいて、孤高、と言ってもいい存在感を示す伝統ライカ出身ながら独自な”歌”の道を歩むガラーニに、シンパシーを感じている若手が、あんまり見受けられない中、ガラーニ先輩、1曲作って下さいよー、って、言えるってことが、ちょっとスゴイ!って、まあ、ナニ言ってるかわからない、ということにもなりますが…。
ほか、レトロなニューウェイヴ風アップや、モダンライカ風のバラード&ミディアム、米西海岸風の軽快ロック調、ヴィザンティン音楽っぽいバラードや、そして、グリーク・ロック(FATME )出身のヴェテラン、ニコス・ポルトカログルとデュオを聞かせる曲など、そんな11曲、どの曲のメロディーにも節まわしにも、結局、ギリシャ流儀としか言いようのない細部が息づいている感じ、あるいは、全体、通して聞いてみれば、けっこう、こなれた雰囲気のオーソドックスなグリーク・ポップな感じ、う〜ん、パウリーナ、大人になったなあと、過去作と較べてみれば、そーも思える新作です。
そして、コレは何だかちょっと嬉しいことですね。近年、コンテンポラリーなグリーク・ソングを演じることにおいて、孤高、と言ってもいい存在感を示す伝統ライカ出身ながら独自な”歌”の道を歩むガラーニに、シンパシーを感じている若手が、あんまり見受けられない中、ガラーニ先輩、1曲作って下さいよー、って、言えるってことが、ちょっとスゴイ!って、まあ、ナニ言ってるかわからない、ということにもなりますが…。
ほか、レトロなニューウェイヴ風アップや、モダンライカ風のバラード&ミディアム、米西海岸風の軽快ロック調、ヴィザンティン音楽っぽいバラードや、そして、グリーク・ロック(FATME )出身のヴェテラン、ニコス・ポルトカログルとデュオを聞かせる曲など、そんな11曲、どの曲のメロディーにも節まわしにも、結局、ギリシャ流儀としか言いようのない細部が息づいている感じ、あるいは、全体、通して聞いてみれば、けっこう、こなれた雰囲気のオーソドックスなグリーク・ポップな感じ、う〜ん、パウリーナ、大人になったなあと、過去作と較べてみれば、そーも思える新作です。
1 Χίλιες Ζωές 3:39
2 Μπορείς Ακόμα 4:40
3 Ποτέ Και Πουθενά 3:45
4 Πώς Συνεχίζεται Η Ζωή 3:22
5 Δεν Είπες Κάτι 3:48
6 Καμία Ψυχή 4:10
7 Ενικός 3:15
8 Ξάπλωσέ Mε Στη Γη 4:18
9 Η Πιο Αγνή Βροχή 3:23 with Níkos Portokáloglou
10 Αυτό Ήταν Όλο 4:11
11 Ηλιαχτίδα 5:03