パオちゃん、パオワリー ・ポンピモン、もちろん新作!
タイ中部出身 1992年生まれ、CDデビューは2011年のサントラ盤でしたが、その後4作のCDをリリース、今や、タイ最大手グラミーのルークトゥン系女性の看板歌手という役どころです。2016年には代々木公園のタイフェスで来日、当店周辺のオヤジィーな皆様にバカ受けとなったことは周知の通り? 涼しげな美形で嫌味なく、そんな印象に沿っているものか、キュートでいながら、どこか涼しげな表情を伝えるその発声、かつ、ルークトゥンならではのローカリティーを昇華した節まわしをたどるその2010年代的な(最新ラムシン/ルークトゥン女声系といえるのでしょうか?)歌い口、既に完成形と言えるでしょう。 前2015年作はCD2枚同時発売、ルークトゥン60-70年代ヒットを歌い綴った充実盤〜古き良き時代と現在が交差する素晴らしい作でしたが、今作ではオリジナル数曲&比較的近年の緩急ルークトゥン・ヒットのカヴァーが並んでいる模様。それでも、どこか懐かしい雰囲気が漂うところ、エイティーズ風のやや太めクッキリ眉メイクともども、やっぱりオヤジ殺しと言うことに? 何より(邦楽アイドルマニアにはなれない初老として、当店界隈のご同輩もきっと)、今時20代女性の歌に心トキメカスことができることじたい、既に貴重かと…。
▽にしてもクリップ長すぎ、