マリ南西部ワスル地方の伝統を受け継ぐ偉大な女性歌手ウム・サンガレは、泥臭く庶民的な匂いを持ったワスル音楽の歌手として5歳より活動を開始/90年にはマリで空前の大ヒットを記録し、その後UKワールド・サーキット社に認められ世界デビューを果たしました。本作は世界向けのスタジオ録音作としては13年ぶりとなる、まさに満を持して発表された09年最新作~トニー・アレン、バセク・クヤーテ、ジェリマディ・トゥンカラなどスペシャルなゲストを迎え、ファンキーでゴージャスな伴奏をバックに円熟味が加わったウムの堂々とした歌声が冴え渡っています。インタナショナルに生まれ変わったワスル音楽が堪能できる充実作です。