映画「スウィング・ガールズ」や小説「楽隊のうさぎ」のヒットからか、近年吹奏楽/ブラスバンドを評価する機運が著しいですが、これには中学生の頃に吹奏楽部に在籍していた私としても鼻が高い思いです。当店のお客様でも、「金管の〜」、「木管の〜」と菅もののアルバムをご指定にてお求めいただくお客様も複数いらっしゃいまして、やはり欧米のジャズだけではなく、ブラジルやアルゼンチンならではのリズムやハーモニー構築がなされたものが人気を博しています。こちらは、90年代から活動を継続、ファビアナ・コッツァやアミルトン・ヂ・オランダなどポピュラー界の様々な音楽家とコラボも行っているサンパウロのジャズ・シンフォニー・オーケストラが25周年を記念して制作された一枚で、1930年~70年代までブラジルのラジオやTVにてよく掛っていたかの地のスタンダードを、シンフォニー・オーケストラ用にビッグバンド・スタイルで編曲。ジルベルト・ジル=ドミンギーニョス作の北東部賛歌”Lamento Sertanejo”やジョビン”Chovendo na Rosaria””Demais” に”Garota de Ipanema”、エギベルト・ジスモンチ”Palhaço”、お隣アルゼンチンのガルデル”Por una Cabeza” やピアソラ”Years of Solotude” まで、音程を持った打楽器群も交えた壮大なスケール感でフレッシュに解釈。ジョアン・マウリシオ・ガリンド指揮/ファビオ・プラド指揮補佐〜(サプライヤーインフォより)