ORQUESTA ESTRELLAS CUBANAS

ファハルド・ス・エストレージャスが1959年に来日し帰路の途中、リーダー、ファハルドが米国に亡命、残されたメンバーを中心に、再結成されたチャランガ・バンド、オルケスタ・エストレージャス・クバーナス。それをとりまとめたのが、このファハルドの他、アメリカやアルカーニョといった一流のチャランガ・バンドで活躍してきたヴァイオリニスト、フェリックス・レイナでした。結成当時のメンバーには、デスカルガものでもお馴染みグイロのグスヤボ・タマヨ、ヴォーカルには、ルディー・カルサドなどが参加していました。
本アルバムは、1970年代に発売されたアルバム『Despierta Viejo』(Rosy LPR-1004)の曲順はシャッフルされていますが、全曲を収録したストレート・リイシューです。で、調べて見たところ、このアルバムは、録音としては結成されてすぐの1959年から1960年ぐらいまでにキューバのローカル・レーベル、ロシ-(Rosy)にシングルとして録音したものを集めて後に発売されたもののようです。ということで、オルケスタ・エストレージャス・クバーナスの一番古い録音群ということになります。
1950年代、ファハルドはキューバの黒人の間で絶大な人気があったわけで、ほとんどがファハルドのメンバーだったこのオルケスタ・エストレージャス・クバーナスの音が悪いわけがありません。この横乗りのゆったりしたグルーヴに、当時のアフロ系人たちは身を委ね踊っていたわけです。
盤起こし?思われ、若干の音擦れなどありますが、音質はまずまず良好です。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CDが封入されています。(サプライヤーインフォより)

1. 8 De Junio (Danzón) Songwriter – Félix Reyna
2. Oye Caridad (Guaracha Son) Songwriter – Mario San Pedro
3. Un Solar En La Luna (Cha Cha Cha) Songwriter – Youdy Vargas
4. Nada Que Decir (Bolero) Songwriter – Félix Reyna
5. La Maruga (Pachanga) Songwriter – Alfredo Calderón
6. Que Me Digan Feo (Pachanga) Songwriter – Enrique Bonne
7. Despierta Viejo (Pachanga) Songwriter – Lilí Martínez
8. Por Qué Dices Que No (Cha Cha Cha) Songwriter – Armando Guerrero
9. Te Enseñaré (Bolero) Songwriter – Sergio Calzado
10. Si No Estás Tú Songwriter – Félix Reyna
11. El Que Haya Pecado Que Tenga Cuidado (Pachanga) Songwriter – Enrique Bonne
12. Be-Bop Cha Cha Songwriter – Francisco Armenteros

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