キューバ音楽史を代表する女性歌手オルガ・ギジョーのベスト3枚組です。プレ・フィーリンの時代から活躍したボレロ系の歌手ですが、フィーリン時代には、やはりその歌唱力で独自のフィーリン解釈で名唱を多く残しました。本ベストは、そのフィーリンの作曲家、セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス、ホセ・アントニオ・メンデス、フランク・ドミンゲス、ヤニェス・イ・ゴメス、フェジョーベらの曲やプレ・フィーリンの作曲家、オルランド・デ・ラ・ロサ、ボビー・コジャーソ、レネ・トウゼ、ファクンド・リベーロらの曲、さらに同時代のメキシコの作曲家マリア・グレベール、チャマコ・ドミンゲスなどの曲を中心に選曲されています。バックも当時の一流のオーケストラやコンボで、いかに幅広い(キューバは勿論当時の音楽産業の一大市場メキシコなど)人気があったかを物語っています。