<昔のジャケットです。
主にスローなルークトゥン(ラスト3曲のみリズムナムバー)、たぶん70年代後半録音ぐらいのテイストでしょうか?トランペット&ヴァイオリン・アンサンブル&笛&エレキギター&コンガ&グィロ&ヴィブラフォン&ピアノという流麗でオリエンタルな演歌調オーケストレーションに囲まれて、望郷の歌声を張り上げてくれるノッパポーン、何度聴いても飽かせません。タイ語の声調に忠実に、やや音程を外しつつも半ばヤケ気味に伸び上がっては翻るその泣き節、コネクリまわされるコブシが描く世知辛さ、….、と、コレじゃ何も伝わりませんが、とにかくグッと来ます。たぶんそのウケ方は昭和日本でたとえるなら三橋美智也の物真似に長けていたかも知れない三善英史、という雰囲気に近いかも知れませんな、って、コレじゃ余計何も伝わりませんか、やっぱり…(で、こちらはレコオヤジさんのリクエストで、めでたく入荷したCDです)。