Alioune Mbaye Nder 〜アリウヌ・ンバエ・ンダールの2014年作〜久しぶりですねえ、ホント(というか、1999年以降の作がなかなか日本に入って来なかったということもあり、にしても現地でも8年ぶりの新作?)。90年代前半にレンゾ・ジャモノのリード・ヴォーカルとして人気を得、95年にセチマグループを率い独立、ユッスーの弟分みたいな感じの押し出しでしたが、当時は新世代ということで “ンバラのプリンス” とか呼ばれてセネガルで大人気だったと記憶しています。で、まあ、その後のことは日本にまで届かなかったわけですが、それはそれとして、この新作、イイじゃないですか!タイトだし、ハビブ・フェイのベースも聞こえるし、タマの打音が爽快だし、何よりンダールが歌いまくってるし(タメもあるし)、久々の王道ンバラ、堪能させていただきましたよ。古いも新しいもなく、音楽として、ンバラというスタイルがまったく魅力を失っていないことを確認できて、嬉しくなるよーな1枚(収録曲は6曲、35分ぐらいで少なめですが、いっそ簡潔)!