Un Homenaje al Folclore Latinoamericano en Manos de Los Macorinos VOL.2
ナタリア・ラフォルカデ、昨年の作 >“MUSAS” の続編、VOL.2 が届きました。今回もギター伴奏をつとめるのはヴェテランのミゲル・ペーニャ&フアン・カルロス・アジェンデのロス・マコリーノス。前作 VOL.1 では、全 12曲中 7曲が自作曲でしたが、こちら VOL.2 は 13曲中 3曲のみ(うち1曲は共作曲)、ほか、7曲がカヴァー&伝承曲が 3曲となっています。キューバの女流作曲家、マリア・グレベール”Alma Mía” とマルガリータ・レクォーナ “Eclipse”、ペルー最高のギタリスト、オスカル・アビレス “Te Sigo”、メキシコのポピュラー系ソングライター、アルバロ・カリーリョ “Luz de Luna”、チャベラ・バルガスの初期伴奏もつとめたベニグノ・ララ・フォステルの “Desdeñosa”、「フレネシ」や「ペルフェディア」で知られるメキシコのボレロ系作曲家、アルベルト・ドミンゲス “Humanidad”、そして、メキシコのクラシック作曲家、マヌエル・ポンセ “Gavota (Instrumental)” といった〜多くは 20世紀前半に活躍した作曲家たちの曲や、ボラ・デ・ニエベやユパンキのレパートリーでもあった伝承曲 “Duerme Negrito”、古いバルス・ペルアーノ “La Llorona” 等々を歌い綴ったアルバムとなっています。前作以上にラテン・アメリカ世界の歌の根もとに舞い降りて、キュートな声で歌っています。なんていう意欲作でしょうねえ、ホント。