〜同内容ながら、なぜかジャケットが変更されました。向かって右が新ジャケットです。たぶん予想以上に売れての再プレス、ということになるかと…。
2012年末の作品再入荷です。こちらもトルコ女性歌手、ミュネヴァール・オズデミールのデビュー作です。しかも古典 / ハルク歌謡ということで、どんどん続きますねえ、やっぱりどー考えてもブームということになりそうです。だから何?とおっしゃる方もいるでしょうけど、かつてない(というか、何十年ぶりに?)良質なトルコ古典歌謡流儀のアルバムがどんどん続く昨今、こんな時期はそうそう続くわけもないのですから、今のうち、楽しめるものはゲットしてしまいましょう!(と、まあ明らかに商売ですが、その商売において、トルコでも流行っているんですから…)で、このミュネヴァールはトルコ南東部の都市、シャンルウルファの出身、クルド人アラブ人も多い土地柄ですが、そんな中、多くの民謡歌手が育ったところでもあります。そんな地方都市で父と兄が音楽家であるという家庭に育ち、お幾つかは知りませんが、まだ若いでしょうね、このデビュー作も自然に、周囲の者の助けで出来上がったということです。で、その内容、古典歌謡中心&ハルクも含みつつ、実に格調高く、実にオーソドックスな作り。歌い口の丁寧さとどこか沈んだ憂いがたまりません!