MBONGWANA STAR / FROM KINSHASA

★ンボングワナ・スター/フロム・キンシャサ
〜コンゴ音楽のリズムにポスト・パンクやエレクトロニクスを融合した スタッフ・ベンダ・ビリリの元メンバー達が到達した新しい時代のアフリカ音楽
 !

mbongwana-star-from-kinshasaイギリスの名門レーベル、ワールド・サーキットから久々に新アーティストのデビュー作が登場した。それもこれまで正統的なアフリカ音楽を多く扱ってきた同社としては初めてのエレクトロニクスを多用したサウンドのアルバムだ。ンボングワナ・スターはスタッフ・ベンダ・ビリリの音楽的中心となっていた元メンバー、ココとテオが、フランスを拠点とするエレクトロニカ・シーンのプロデューサー、ドクター・Lと共に結成したバンドで、ルンバ・コンゴレーズにポスト・パンクやエレクトロニカを融合させた刺戟的なサウンドを聴かせる。かつてのレーベル・メイトであるコノノNo.1もフィーチャリング参加。伝統的な音楽に最先端のポップスの要素を取り入れた本作は新しい時代のアフリカ音楽のひとつのスタイルを確立した一枚といえるだろう。 (メーカーインフォより)

ココ&テオ(両者ともギターと歌)の新ユニット。加えて、仏人のドクターLなる欧州エレクトロニカ界隈の人物がアレンジ&制作担当〜エレクトロな音感やビート処理から浮かび上がるキンシャサ伝来のギターや、ストリートあがりの歌い口が面白いし、聴いていて不自然さはないし、ま、ブッ飛んでます。ちょっとドクターLに頼り過ぎの音かも知れませんが、その手練手管を乗り越えて響くキンシャサのストリートパワー、流石、ベンダ・ビリリ登場時の無縫な勢いはそうそう色褪せていませんね。

『ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡』の監督、ルノー・バレが手掛けた“Malukayi feat. Konono No.1”のビデオはこちら▽

1. キンシャサから月へ
2. シェゲ
3. ンガンシェ
4. マソベレ
5. ココ・ブルース
6. マルカイ ft. コノノ No. 1
7. スザンナ
8. キンパラ・パラ
9. カラ
10. 1ミリオン・セ・クワ?

Mbongwana Star

go top