フロール・スール・チェロ・トリオにゲスト参加&楽曲提供していたS.S.W. /チェロ奏者、マウロ・ヘンティレの清涼感溢れるフォーキーなフィジカル作品が登場!フロール・スールのデジタル配信のみだったポルトガル録音の2ndアルバム「Andrinha」にチェロ・トリオの一員としてゲスト参加するほか、本作収録”Desprender”の提供も行い、定評のあるヴォーカルとしても参加。その後にデジタル配信のかたちでリリースされたのがマウロ・ヘンティレのシンガー・ソングライターとしての初作『afuera』。音楽情報発信サイト”MUSICA TERRA”に掲載され、弊店にも多数お問い合わせをいただいておりました。本人と交渉の末、最新デジタル・シングル”Pulso Natural”をボーナストラックとして収録して新たに製品化、晴れてフィジカルCD作品のお目見えとなりました。
アルゼンチン・コルドバのリオ・クアルトで生まれたマウロ・ヘンティレは、家族の影響で音楽の世界に飛び込み、コルドバ市内中心部で素養を育んだのち、OSUNC、コルドバ交響楽団、タンゴ・オーケストラなどに籍を置くチェロ奏者として活躍。その後はバルセロナを拠点に、自作自演のシンガー・ソングライター活動に勤しんでいます。2019年芸術レジデンス・プログラムのムシベリアにてポルトガル・セルパに滞在、コルドバ出身のフロール・スール・チェロ「Andrinha」にゲスト参加。世界的に大きな評価を得ると、この『afuera』を提げてドイツ・フランクフルトで行われたラテン・アメリカ文化祭への出場を果たします。同郷の音楽家で、アンドレス・ムラトーレの新譜もプロデュースしたフアン・アラベルの自宅スタジオで制作・ミックスされた本作では、鉄弦agとピアノの織りなすたおやかなハーモニーに導かれた”Canción del aire”に始まり、透き通ったメロディーを持った”Tan cerca”、フロール・スールに提供した”Desprender”の弾き語りセルフ・カヴァーに、ミュートしたgとFXがビートを刻むハイブリッド・ポップの手法”Instante”、ベース奏者フェデ・セイマンディらとフォルクローレのリズムを颯爽と朗らかに表現した”Regalo de la ocación”、ラストのフロール・スールのエウヘニア・メンタら弦楽四重奏を伴ったチェンバーな最新シングル”Pulso natural”まで、自らを育んでくれた故郷の自然豊かな生活環境、身近な日常の心象風景を良質な歌声に載せて描き出す傑作。(サプライヤーインフォより)