★マーティン・ベネット / グリット
夭折の天才スコティッシュ・ミュージシャンの生前最後のアルバム
2005年に33歳の若さで早世したスコティッシュ・ミュージシャン、マーティン・ベネット。10代初頭で数々のバグパイプの大会で優勝した が、その後、クラシック音楽を学びに王立音楽学校へ進学。将来を嘱望されながらも自由な表現を求めてフォーク・シーンに戻り、さらにクラブ・ミュージック に大きな影響を受け、その融合を目指した。95年にレコーディング・デビューを果たすと、2~3年に1枚のペースでアルバムをリリース。03年に発表した 本作が生前最後のアルバムとなった。プログラミング・ビートを基本に、得意のヴァイオリンやバグパイプ、そしてスコットランドの伝説的なシンガーたちの声 をサンプリングし、マジカルなサウンドを創出。それはまるで、トルコのメルジャン・デデのスコットランド版といえる。追悼にふさわしいボーナス・トラック を2曲収録!