現在も続々と民俗音楽の新録をリリースしている仏ブッダ社。その中にはブッダ社しか手を付けていない貴重な地域のものも含まれているから、民俗音楽ファンは見逃せないところだろう。本盤はそんなブッダ社の最大のコレクションである<ミュージック・フロム・ザ・ワールド>からの一枚。
アゼルバイジャンはイランに隣接しているだけあって、その伝統歌謡<ムガーム>はイラン古典声楽の影響が濃厚。しかし、イランのそれよりワイルドな魅力がある。イランの<タリハール>に良く似たテクニックを多用し、濃厚なコブシが聞けるのはワールド・ミュージック・ファンだったら嬉しいところだ。日本語解説付〜
(以上、メーカーインフォより)