★マラガシー・ギター・マスターズ / 聖なる木
マダガスカルの現代のギターの巨匠3人が集まって結成したユニット、「マラガシー・ギター・マスターズ」の初アルバム。多彩なテクニックとスピード感で聞かせながらも、島らしい浮遊感も気持ちいいサウンド。
●マダガスカル南部の音楽スタイル、ツァピキを代表するギタリストとして、弊社ビーンズ・レコードよりソロ作『ブルー・ツァピック』を紹介している1967年生まれの名手テタ(テタ・ジャン・クロード)。幼くしてマンドリンを、8歳でギターを手にしその才能が開花。「妖精の指をしたギタリスト」と讃えられています。
●マダガスカル南部、モザンビーク海峡に面した港町トゥリアラ(旧名テュレアール)出身で、ニ・マラガシー・オーケストラに2007年から中心メンバーとして活躍する、76年生まれのクリサン・ザマ。
●そして、エレクトリック・ギターも操り“マダガスカルのジミ・ヘンドリックス”と呼ばれたりもする、ジャズやロックに通じた左利きの若手ジョエル・ラベスル。
●そんな3人のマダガスカルのギター・マスターたちが結集したのが、「マラガシー・ギター・マスターズ」です。本作はこのトリオによる2018年の初アルバムとなります。
●多彩なテクニックを駆使し、スピード感を伴って展開するオリジナルのインスト・チューンを主体に、マダガスカルの有名な竹の琴ヴァリハを思い起こさせるようなオーガニックなギターのアコースティックな響きに、エレクトリック・ギターやヴォーカル、パーカッションに見立てたギター奏法や手拍子も織り交ぜ、ブルースやロック、ジャズの要素も巧みに配合しつつ全12曲を聴かせてくれます。
●オリジナルに混じり取り上げられたジャズのスタンダード「キャラバン」のカヴァーも、ツァピキ・スタイルのグルーヴでスリリングに展開。ゆったりめなテンポのラスト・ナンバーでは、ブラジル風なテイストも聞かせています。
●なお、プロデューサーは、自身もカボシ-(マダガスカル特有のギター類楽器)奏者で、ニ・マラガシー・オーケストラの音楽監督も務め、ディ・ガリ、バ・シソコ、セク・ジャバテらアフリカの一流ミュージシャンたちのアルバムの音楽デイレクターも務めてきたタオ・ラヴァオ(TAO RAVAO)が担当しています。(サプライヤーインフォより)
*member
Teta Jean-Claude
Chryzanto Zama
Joël Rabesolo