転調変調だらけのひねくれぶりが心地いい! ソウル/ファンク/ジャズ/ロックの折衷サウンド!
これはなかなか凄いバンドが出て来ました。ギター/ベース/ドラムズというシンプルなロック・トリオ編成のバンドなのですが、ミュージシャンシップが高い上に一筋縄ではいかない音を繰り出しまくっています!冒頭いきなりジャズ・コードを多用した甘く切ないメロディのワルツからスタート(リズム隊の音はドタドタしたロック仕様!)。②では女性ヴォーカリスト:グラシア・アンドレアをフィージャリング・ゲストに迎え、転調だらけのニワカお洒落ソウル〜ジャズ・フュージョンを、③では変拍子と奇妙なエフェクトが入り乱れたダブ〜ファンクを、⑤ではトレイシー・ジョヴァンニのソウルフルなヴォーカルをフィーチャーしたスペイシーなメロウ・ソウル・バラード(こちらも中盤以降ジャム・ロック風のドライヴ感溢れる演奏へと急展開!)と、〈美しいメロディ×転調変調だらけのリズム〉の合わせ技の妙味にヤラれます!
ソフト・マシーン他のカンタベリー系ジャズ・ロック〜ルイス・コールやサンダーキャット他のブレインフィーダー系アーティストがお好きな方には激オシの一枚!聴き応えたっぷりです!(サプライヤーインフォより)