ラティーナ誌2016年6月号『特集:2010年代の世界の音楽』キューバの項で、選出されていたものの配信のみだった音源が、めでたくCD-Rで発売になりました。しかもPV、メイキング、スライド・ショウ入りのDVD-R(リージョン:ALL/NTSCですので、一般家庭用機器で視聴出来ます)が付いての発売です。
ルイス・バルベリーアは、1990年代後半からアバナ・オクルタ~アバナ・アビエルタという、当時の新世代シンガー・ソングライターらが集まって活動したユニットに当初から参加。そんな中でも、独特なジャジーさが際だった存在でした。このユニットは、スペインを中心としたヨーロッパで活動していましたが、今は解散。そして、キューバに帰国したバルベリーアが、現代のラス・デ・アイーダ、セスト・センティードをフィーチャリングして、2014年に録音したのが、本作です。
もちろん全曲バルベリーアのオリジナル。バラード、ファンク、ポップと曲調は多彩ですが、全ての曲に彼独特なジャジーさタイム感が貫かれています。さらに女声四声コーラスのセスト・センティードが、バルベリーアの優しくも太い声を上手く包み込みむ心地よいコーラスを披露。朋友のケルビス・オチョアやピアノのアロルド・ロペス・ヌッサ、トランペットのフリート・パドロンらがゲスト参加しています。推薦します。(サプライヤーインフォより)>http://bunboni58.blog.so-net.ne.jp/2016-11-12(陳謝&感謝!)