LUDOVICO EINAUDI, TARANTA PROJECT

南イタリア、サレントの作曲家、ピアニストにして、サレントに有名な “La Notte della Taranta” =タランテッラ・フェスティヴァルの音楽監督でもあるルドヴィコ・イーナウディによる “タランタ・プロジェクト” 2015年作初入荷です(見逃していました…)。タランテッラといえば、南イタリアの舞踏音楽〜タランチュラ(毒蜘蛛)に噛まれた人が毒抜きのために踊った激しいダンスという伝承もありますが、通常、タンブリン(大型タンバリン)やカスタネット、アコーディオン、ヴァイオリンを中心に演奏されるもの。ルドヴィコはタランテッラの中に、北アフリカやトルコの音楽的要素も認め、タランテッラの拡大解釈を標榜していることで知られますが、ここではゲストに “砂漠のブルース” 功労者でもある英ギタリスト、ジャスティン・アダムスと、その音楽的パートナーでもあるガンビア出身のリティ(一弦フィドル)奏者、ジュルデー・カマラ、そして、トルコからはスーフィー音楽家、メルジャン・デデ、あるいはマリの人気コラ奏者、バラケ・シソコも迎えて、ルドヴィコ率いる地元サレントのタランテッラ楽団(CANZONIERE GRECANICO SALENTINO !!) と共演します。地域フォークロアとしてのタランテッラが、地中海を越えアフリカ〜オリエントまでの空間的な広がりを持って、自由な発想の中で演じられています。

>こちらのアルバム収録曲の別ヴァージョンも収録!

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