1980年発表の6作目。トロンボーンを導入し、中音域を強化したアンサンブルになってからの初アルバムです。大きな人気を獲得するその後のバン・バン・サウンドにぐっと近づいていますが、チャンギートはまだドラム・セットを叩き、エレキ・ギターの音なども聴くことができます。前作同様作曲とアレンジに後のNGラ・バンダのホセ・ルイス・コルテスが参加し重要な役割を果たしています。ペドロ・カルボ、イスラエル・サルディーニャス(カントール)の2枚看板ヴォーカルも確立しています。今でもライブで演奏され、後のアルバムで再度録音される”デ・ラ・ハバナ・ア・マタンサ”など楽曲のレベルも良いです。なおこの盤はCDRです。今現在この音源はこの盤でしか流通していないはずです。