1985年発表の10作目。「ラ・アバナ・シー」「セ・ムエレ・ラ・ティーア」、メレンゲ・ソンの「キエン・ビエン・テ・キエレ・テ・アラ・ジョラール」などを収録し、コンスタントにキューバでヒットを連発していた当時のバン・バン人気も、なるほど納得させる内容です。さらにフアンの右腕プピ・セサル・ペデロソの代表作の一つで独立後に再録音された『ブエナ・ヘンテ』も収録され双頭として彼が存在感を増してきたことも伺えます。バン・バンの黄金期を飾る一枚、お薦め。なおこの盤はCDRです。今現在この音源はこの盤でしか流通していないはずです。