レオニダス・バラファス、1981年アテネ生まれ(両親は内陸テッサリアのカルディツァ・オリジン)07年デビューの男性SSWレオニーダス・バラファスの通算5作目のオリジナル・アルバムです。>こちら “APILIOTIS” のスグ後にリリースされています。レベーティカに特化した前作2枚組から、彼本来のスタイルに戻った作と言えますが、前作で繰り広げたオールドスタイルのレベーティカの余韻は十分に感じられます。シブイですねえ、これだけギリシャっぽいロックというのは、あまり聴いたことがありません。何よりその歌い口、バックの演奏もそれなりに今様の生音フォークロック風+ブラスセクション+ギリシャの弦楽器風メロディーを奏でるエレキというスタイル、で、歌のあり方をピックアップしてみるならば、レベーティカからライカへと受け継がれたギリシャの歌の系譜というもののディープ・サイドを受け継ごうという姿勢が聞こえて来ます。引き続き注目したいアーティストであることは間違いありませんね!