LE SUPER BORGOU DE PARAKOU / THE BARIBA SOUND 1970-1976

11作目となる「アナログ・アフリカ」2012年春の新作はふたたびベニンへ。「アフリカン・スクリーム・コンテスト」1曲収録されていたル・ボルグ-・ド・パラクーの編集盤。ベニン北部最大の都市パラクーに暮らすイスラーム教徒バリバ人のグループで、ご当地で最初にエレキギターを取り入れたバンドとのことです。1970年から76年までの15曲を収録。初期はフランコ的なルンバ・コンゴレーズを演奏し、しだいにアフロ性を強め、同時にアメリカのファンクなどからも影響を受け、その結果なぜか日本のGSやクメールロックによく似たサウンドに至りました。中には木魚でも入れればルークトゥンかと思うようなアジア的な曲もあります。アフリカのド田舎とアジアのド田舎がワープしたようなアフロゲテサウンドを是非一度聞いてみてください。

 

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