LE SUPER BORGOU DE PARAKOU / THE BARIBA SOUND 1970-1976

11作目となる「アナログ・アフリカ」2012年春の新作はふたたびベニンへ。「アフリカン・スクリーム・コンテスト」1曲収録されていたル・ボルグ-・ド・パラクーの編集盤。ベニン北部最大の都市パラクーに暮らすイスラーム教徒バリバ人のグループで、ご当地で最初にエレキギターを取り入れたバンドとのことです。1970年から76年までの15曲を収録。初期はフランコ的なルンバ・コンゴレーズを演奏し、しだいにアフロ性を強め、同時にアメリカのファンクなどからも影響を受け、その結果なぜか日本のGSやクメールロックによく似たサウンドに至りました。中には木魚でも入れればルークトゥンかと思うようなアジア的な曲もあります。アフリカのド田舎とアジアのド田舎がワープしたようなアフロゲテサウンドを是非一度聞いてみてください。

1 Gandigui 3:05
2 Wegne´Nda M´Banda 3:17
3 Me Ton Le Gbe 2:59
4 Abakpé 4:15
5 Guessi-Guéré-Guessi 4:15
6 Sembe Sembe Boudou 4:02
7 A Na Gan Garo Ka Nam 4:25
8 Bori Yo Se Mon Baani 3:50
9 Aske 3:30
10 Ko Guere 3:51
11 Abere Klouklou 5:08
12 Hanoubiangabou 3:08
13 Dadon Gabou Yo Sa Be No. 2 (Afro Beat Dendi) 4:52
14 Binin Hounnin 3:04
15 Adiza Claire 6:09

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